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【2023最新版】売れるハンドメイド副業&起業BEST6

ハンドメイドは、はやりすたりが激しいもの。数年前は出せば売れる!というくらい人気のジャンルだったのに、今は全く売れない…なんていうものがゴロゴロしています。
ハンドメイド販売で成功するためには、きちんと流行を把握しながら魅力的なオリジナル作品を作っていくこと。

まずは、2023年現在どんなアイテムが人気なのかをランキングで見ていきましょう。

ハンドメイド販売、というとアクセサリーを一番先に思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。
最近のハンドメイドは、アクセサリーはもちろん、大人の洋服や家具まであらゆるものが販売されているんです。

それぞれのジャンルで、個性豊かな作品が販売されていて、そのほとんどが一点物。
作り手の思いがこもっているのも、ハンドメイド作品の魅力ですよね。

でも、真夏に毛糸のマフラーは売れにくいですし、真冬に涼しげなデザインのアクセサリーも売れにくいのは事実です。
その時、そのタイミングでお客さんが欲しがるものを販売するという考え方はとても大切です。

今、リアルタイムで人気なものは何か?というのは、自分が販売しようとするアプリ・サイトや会場を見ていればわかります。
サイトなら売れ行きランキング、即売会なら人が多く集まっている場所がその時のリアルな流行を表しています。

もちろんサイトによって、またリアルな即売会であればさらに、売れているものは少しずつ異なります。
ですが、中でもランキングの上位にあるものは、ジャンルや製作テクニックの似通ったものが多いことに気づくはずです。

こちらのページでは、各ハンドメイドアプリやサイトを徹底的に調査してわかった「2023年の今、人気のあるハンドメイド作品のジャンル」をランキングにしてご紹介していきます。
ぜひ作品作りの参考にしてみてくださいね。

2023年に売れるハンドメイドのジャンルは?

  1. アクセサリー
  2. 雑貨・小物
  3. 布小物(ベビー、入園入学グッズ)
  4. インテリアアイテム
  5. ファッション(大人服&子ども服)
  6. ペット服

以下で詳しく見ていきます。

1位 アクセサリー

ハンドメイドの定番は、やはりアクセサリーです。
作家さんの個性を出しやすく、ビーズやレジン、金属粘土、天然石などを使って作られるアクセサリーは、女性を中心に根強い人気があります。

レジンアクセサリーとは

いくつか持っていてシーンで使い分けられること、女性にとっては自分の気分に直結するアイテムなので、「一目ぼれで購入しちゃった!」という方が一番多いのは間違いなくアクセサリー類です。

材料費も、制作時間も比較的少なく済みますので、一番最初にチャレンジしてみるハンドメイドとしてもおすすめ
初心者さんは、自分用に製作しながら、上手に出来たものを販売するという形だと敷居が低く始められます。

レジンアクセサリー作家

レジン=樹脂をUVライトやLEDライトで固めたレジンアクセサリーを販売したり、ワークショップの開催をします。

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天然石アクセサリー作家
天然石アクセサリー作家

天然石を使って自由なアイデアで、世界に一つのアクセサリーを生み出します。

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2位 雑貨・小物

ポーチ、バッグ、キーホルダーなどの雑貨も良く売れています。
レジン作品や樹脂粘土、革で作られたアイテムが人気です。

比較的安価でハンドメイドの購入が初めてのお客さんでも手を出しやすく、気分やシーン、季節によって使い分けられるアイテムは、特に売れやすい傾向にあります。

樹脂粘土で作られたフェイクスイーツや、レジンの透明感を活かした宝石のようなペーパーウェイトなど、実用品というよりは「その存在を楽しめるようなアイテム」がたくさん取引されています。

バッグは布、革だけでなく、カゴ、ビニールなどさまざまな素材、種類があって季節に合わせた質感のものが売れ筋。
こだわりのバッグに飾るチャームも、かわいいものからおしゃれなものまで色々出品されています。

小物類はアイデア次第でさまざまなものが作れますので、ハンドメイドサイトを眺めながら、アイデアを膨らませてみるのも楽しいですよ。

スイーツデコ・フェイクスイーツ作家
スイーツデコ・フェイクスイーツ作家

粘土を使用して、まるで本物のスイーツのように可愛い作品を制作します。

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レザークラフト作家
レザークラフト・革小物作家

革を使って製作したハンドメイドの作品(財布、カードケース、バッグ、ヘアアクセサリー)を販売します。

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3位 布小物(ベビーグッズ、入園入学グッズ)

ハンドメイドといえば、こちらも定番の布グッズ。
ベビー用のスタイや帽子、おむつポーツなどはプレゼントアイテムとしても人気ですし、入園入学グッズはお子さんの入園入学準備に合わせて購入される方が1~3月ごろに急増します。

ベビー服作家
ベビー服作家

赤ちゃんの洋服や小物を制作して販売します。

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幼稚園・保育園や小学校で準備を求められる、レッスンバッグ、上履き入れ、スモッグ、防災頭巾カバーなどの布グッズ。
突然裁縫の得意不得意にかかわらず手作りを求められることが多いため、裁縫の苦手な方からの根強い需要があります。

サイズが決められていたり、素材の指定があったりで、オーダーメイドの需要も大きいのが入園入学用品。
入園入学説明会が終わった冬から、春にかけての需要が特に高まります。

4位 インテリアアイテム

編み物や刺繍、レースなどを使ったクッションカバーやテーブルクロス、ラグマットなど、少し大きめのインテリアアイテムも売れています。

こころを込めて作られた家具やインテリアグッズは、インテリアにこだわる人や、新築・結婚などのお祝いに送る品としても人気です。

飾って楽しむアート作品も人気。5月人形やお雛様など季節感のある小さな手作りアイテムもシーズンによってはよく売れています。
ちょっとした棚などに飾れるキャンドルや木工作品は、ハンドメイドサイトでも定番アイテムです。

中には木製のテーブルや椅子、ソファなどの大物家具も出品されています。
作るのはかなりのDIY好きでないと大変そうですが、量販店では見かけることのないこだわりの素敵な作品が沢山あるので、眺めているだけで楽しくなります。

5位 ファッション(大人服・子ども服)

子供服がメインと思いきや、大人の洋服もたくさん売られています。
ちょっと人と違うおしゃれなものを身に付けたい方向けの、シンプルでちょっとしたこだわりのあるアイテムが人気。

少しハンドメイドからは離れますが、くすっと笑える個性的なデザインのプリントTシャツなども人気です。

子供服は、お宮参りの服に始まり、着物風のロンパースや甚平など、ちょっと凝ったかわいいアイテムが人気。
基本的には洋裁が中心になりますが、赤ちゃん向けのものは編み物アイテムもよく売れています。

子供服の場合は、普段着よりもイベント服や小物が売れやすい傾向にあります。また出産祝いや、お誕生日プレゼント用の洋服も人気。とくにお祝い事は人と同じものを送ってしまうのを嫌がる人が多いので、一点もののハンドメイドは安心して送れる「ちょっとこだわりのプレゼント」として売れています。

6位 ペット服

室内犬&室内猫が増えたことで、大盛り上がり中なのがペット服。
普段着はもちろん、着物や浴衣、クリスマスやハロウィンなどの季節もの「コスプレ」も人気です。

ワンちゃん&猫ちゃんを飼っている方は、モデルにして写真をとることもできるので特におすすめのジャンル。

最近は高齢ペットも増えているので、ペット用介護服の需要もかなりあります。

YouTubeでも見られます

流行の移り変わりが激しいハンドメイド業界で生き抜くには?

去年大人気で品切れ続出だったものが、今年はほとんど売れない。
そんなことがハンドメイド業界では毎年発生しています。

InstagramなどのSNSが広がったことで、一瞬でブームが巻き起こり、あっという間に次のブームに移り変わっていく…というのが最近の流れ。
こんなハンドメイドの世界で売れ続けるには、どうすればいいのでしょうか?

ポイントは…

  • 流行を見極める、世の中の動きに敏感になる
  • 特定のものに限定されない技術を持つ
  • 「売る場所」を工夫する
  • 新規のお客様ではなくリピーターをメインに販売できるようにする

の4つ。詳しく説明していきますね。

流行を見極める、世の中の動きに敏感になる

リサーチをかかさないようにしましょう。
主なリサーチポイントは「minneなどのハンドメイド販売サイト」「メルカリ・ヤフオクなどのオークションサイト」「Instagram、PinterestなどのSNS」「即売会や展示会」「顧客アンケート」です。

まずは、minneなどの販売サイトやメルカリ、ヤフオクなどで、どんなものがいくらくらいで、何日くらいで売れているのかをチェックしておきます。
人気ランキングはもちろん、何人かの色々なジャンルの作家さんを定点観測していると、「青系はすぐ売れるな」とか「猫モチーフが人気っぽい」など、どんな作品が売れやすいかもわかってきて参考になります。

またInstagramをはじめとしたSNSでは、購入したお客様が発信していたり、作家さんが新作を発信していたりもします。
これらはぜひ、こまめにチェックしておきたいところ。

展示会や即売会、ハンドメイド作品が多く出店するフリーマーケットも要チェック。
お店の並びを見ているだけでも、どんなジャンルが人気なのかが一目でわかります。

また、SNSに流れてくる広告も実は大事なリサーチポイント。ハンドメイドだけに限らず、アクセサリーの広告などは「広告を打てるくらい売れている」というアイテムがどんなものかがわかります。

そして一番簡単で効果的なのが、お客様にアンケートをとること。
「どんなものが欲しいか」をアンケートで調査することで、次回作の参考になるだけでなく、「○○様にご要望いただいていた××を制作しました!」と報告すると、かなりの高確率でそのまま購入へと結びつきます。

特定のものに限定されない技術を持つ

ハンドメイドに絡んで様々な協会が資格を発行していますが、これを取得するときには「単品しか作れない資格を避ける」だけでも、生き残りやすくなります。

たとえば、少し前に流行った「歯固めジュエリー」の資格をとって技術を磨いてきたとしても、基本的に歯固めジュエリーしか作れません。
これが「レジンアクセサリー」の資格だったとしたら、身につくのはレジンを使う技術なので、イヤリング、リング、ピアス、ネックレス…と様々なアイテムが製作できます。工夫次第で子供向けのヘアゴムをつくったり、キーホルダーやスマホのケースも作れるはずです。スマホケースをメインで作っていて、時代の流れでスマホがなくなったとしても、次のデバイスを飾るレジン作品がきっと作れますよね。

自分の工夫やアイデア次第で作れるものが広がる資格を取りに行く…というのは、ハンドメイド作家として長生きするために、とても重要な視点です。

【2023年版】おすすめのハンドメイド資格講座は?

2023年現在、取得をおすすめするのは、とにかく「アイデア次第で作れるアイテムが広がる資格」がとれる講座。中でも写真映えして少しユニークなもの、個性が活かしやすいものがおすすめです。

続きを見る

販売するものによって適した場所を見極める

そんな競争社会は嫌だ…という場合は、「売る場所」を変えればOK。
ハンドメイド作品を販売できるのはネットだけではありません。

セレクトショップはもちろん、カフェや美容院、ネイルサロンなどで販売することも交渉によっては可能です。
ネットの価格競争に巻き込まれることもなく、実物をみて納得して購入してもらえるため、トラブルも減りますし、送料も不要。

自分の作品を購入するひとはどんな人かな?という想像から、その人が訪れる場所を思い浮かべてみてください。

リピーターをメインのお客様にする

これが個人のハンドメイド作家にとって、おそらく最強のビジネスモデル。
固定のお客様がつけば、集客に苦労することもなく、流行に追い立てられることもありません。

「あなたが作った作品だから」購入したいというお客様を相手にすれば、単価もあげられて、ゆとりをもった作品作りができるようになります。

  • この記事を書いた人

ゆり

薬剤師から、某社のサーチエンジンクオリティアップチーム(検索エンジンの中の人)を経て、現在はフリーのwebマーケター&デザイナー&ライター。 1997年からWEBサイト制作をスタートし、企業のオウンドメディアのディレクション、LP制作、チラシ、名刺作成等をはじめとしたマーケティングの支援をメインに、個人でも20ほどのサイトを運営中。 東京都品川区をベースに、これまで1000回以上の親子向けの講座や企業コラボイベントを開催してきた「わたがしひろば(旧ママかつ)」の立ち上げ&ママ講師育成を担当。 品川区と協働で開催する子育てイベント「品川子育てメッセ」IT広報担当。大崎の地域情報誌「新鮮大崎」で子育て記事を連載するほか、品川区の子育て情報サイト「しなっこねっと」の運営など、子育てママをいろいろな側面からサポート中。 私生活では男男女3児の母。

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