WEBサイト(ホームページ)は検索エンジンやSNSから訪れた人を迎えて、あなたやあなたの商品・サービスについてわかりやすく・見やすく提示することが主な目的になります。
が、隠されたとても大事な目的が「存在の証明」です。
「あなたが本当に信頼できるのか?」「お金を払って仕事を依頼してもいいのか?」と判断に迷ったとき、個人のお客様はもちろん、特に企業の担当者はだいたい検索してホームページをチェックします。
最近は、簡単に作成できるサービスも増えてきましたので、ぜひ作成に挑戦してみてください。
ホームページを作成する目的とは?
あなたがホームページをもつ目的は何でしょうか?
「商品を販売するため」
「ブランドの認知度を上げるため」
「受注を増やすため」
「ファンを増やすため」
一般的にはこのあたりなのですが、案外多いのが「なんとなく」という方。
「なんとなく」事業を始めたからホームページくらいは持っていたほうがいいかなぁ…という程度の考えでは、事業に役立つホームページは作れません。
ホームページを作る前に、必ずきちんとした目的を決めておきましょう。
考えればかならず、あなたのビジネスに「ホームページをどう役立てたいか?」が見えてくるはず。
目的によって、ホームページの構造は違ってきます。
掲載する内容も、必要なページの数も変わってきますので、無駄に時間やお金を使わないためにも、必ず最初に考えておきましょう。
集客用ホームページに掲載するべき内容は?
ホームページ上では、商品の詳細を紹介したり、お店の住所を説明したりと、お客様に伝えたいことをわかりやすく伝えていく必要があります。必要な情報がきちんと掲載されていることで、信頼を獲得することにつながります。
お客様が知りたい情報が掲載されていなければ、「わからないから他のところへ行こう」とお客様を逃してしまう可能性もありますので、必要な情報がもれなく掲載されているページを目指しましょう。
ホームページの体裁として必要なページ
ホームページを公開するうえで、身元を明らかにするためと法律に遵守するために必ず掲載するべき内容は以下の3つです。
- 会社概要(事業概要)
- 個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
- お問い合わせフォーム
これらが掲載されていないと、大きなトラブルの原因にもなりますので気を付けてください。
会社概要(事業概要)
簡単に言うと、あなたやあなたの会社が何者か?ということを説明したページです。
似たような業種の会社のサイトを参考にしても構いません(コピペはNGです)ので、正式な会社名や代表者名、所在地、連絡先、事業概要、沿革などの詳細を記載するページを作りましょう。
あなたの思いやビジョンを語る「代表あいさつ」も掲載すると、ファンの獲得に繋がります。
個人事業主の場合は、事業概要やあなたのプロフィールでもOK。
どんな人が、どんな名前で、いつから、どんなことを、なぜやっているのか?が伝わればOKです。
個人情報保護方針(プライバシーポリシー)
簡単に言うと「あなたからお預かりした個人情報は、変なところに流したりせず、大切に扱うから安心してくださいね」という内容を、難しく書いたものになります。
個人情報をどのような目的で利用するかを公表するのは「個人情報保護法(正式名称:個人情報の保護に関する法律)」に定められているので、お客様とのやり取りが発生するWEBサイトには必ず設置します。
プライバシーポリシーのテンプレートはネット上にもたくさん存在しますので、あなたの事業に合いそうなものを選んで修正して使用すると楽です。
お問い合わせフォーム
お客様があなたの商品やサービスに興味や疑問を持ったときに、簡単にお問い合わせができるようなページです。
フォームの作成が難しければ、メールアドレスを掲載することでも代わりになりますので、かならず連絡先は何らかの形で示しておいてください。
実は、お問い合わせフォームを設置するのは、あなた自身を守ることにもつながります。
万が一、掲載している内容に問題があった場合、誰かの権利を侵害してしまった場合など、お問い合わせフォームがあれば、そこから連絡をもらって対処することが可能です。速やかに対応すれば、トラブルが大きくなることを防げます。
もしお問い合わせフォームがなく、権利者や迷惑をかけた相手があなたに連絡する手段がない場合、いきなり裁判に発展してしまうことも。相手がわからないため、裁判で突き止めるしかなくなってしまうのです。
業種によって必要なページ
その他のページは職種や業種によって異なってきますので、自分で必要になりそうなページをピックアップしていきましょう。
もちろん、同業者のページを参考にしてもOKです(パクリはNGです!)
友人知人や、お客様から意見を聞いて必要と思われるページを追加していくのも効果的です。
商品やサービスの詳細
販売している商品や、提供しているサービスの詳細を、写真や動画も含めて掲載していきます。
チラシでは紙面の関係で載せきれない部分も、しっかり紹介できるのがwebのメリットの一つ。
可能であれば、お客様の声も合わせて掲載すると、説得力が増します。
アクセスマップ
店舗型の事業であれば、必ず用意しておきましょう。
手書きのおしゃれな地図も良いのですが、最近のお客様はスマートフォンで地図を見ながら来店されることも多いので、ページの中にGoogleMapを埋め込んだり、リンクを掲載しておくと喜ばれます。
Q&A
お客様からよくあるご質問のQ&Aや、不安に思われそうなポイントを打ち消すようなQ&Aを掲載しておくと、お問い合わせ対応の手間も減りますし、「不安だけど、わざわざ問い合わせるほどでもない…」というお客様の背中を押すこともできます。
Q&Aに関しては、実際にあった質問に限らず「こんなことを疑問に思われそうかな?」という質問を、自分で考えて掲載して大丈夫です。
サイトマップ
ホームページの中にあるページの一覧です。
実はサイトマップには「検索エンジンのために書くもの」と「お客様のために書くもの」の2種類があります。
検索エンジンから集客しようとするのであれば、「検索エンジンのためのサイトマップ」は必須ですが、外から見えるものではありませんので、お客様には存在の有無はわかりません。
もう一つの「お客様のためのサイトマップ」は、ページが多いサイトであれば、できるだけ掲載しておきましょう。
お客様がサイト上で迷子になったときや、知りたい情報を探すときに役に立ちます。
ホームページを作る方法
ホームページを作成するには、まず「自分で作る」のか「お金を払ってプロに依頼する」のかのどちらかになります。
自分で作る場合は、無料で作れるものを利用するのか、有料サービスを利用するのか、はたまた自分でイチから構築するのかに分かれます。
どれもメリット・デメリットがありますので、自分に合うものを選んでください。
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ホームページはどうやって作る?
ホームページを作成するには、大きく分けて「無料のサービスを使って自分で作る」「有料のサービスを使って自分で作る」「制作会社に依頼する」「WordPressをインストールして自分でつくる」の4つがありま ...
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