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ママ起業で成功例が多い!子育てを活かした職種ランキングBEST10

ママ起業で成功する人には、いくつかの特徴がありますが、一番大きく運命を分けるのが「職種えらび」です。
忙しいママが真剣に取り組むためには、事業の内容が「好きなこと」「夢中になれること」であるのはもちろん、自分の求める働き方にマッチした職業を選ぶことが大切なのです。

自分には得意なことや強みが何もない?

「私は資格も持っていないし、得意なことなんてないから起業なんて無理です」と思っているママさん、実はとても多いんです。
でもそれは大きな間違い。これまで何十年と生きてきたうえ、子育てなんていう大事業を成し遂げているわけですから、あなたにしかできないことは、必ず見つかります。

たとえば、お子さんがアレルギー持ちで、たくさんアレルギーについて勉強した方。
なかなか離乳食を食べてくれなくて、あらゆる工夫をこなしてきた方。
夜なかなか寝てくれなくて試行錯誤を繰り返してきた方。
ママ友に頼まれて、子どもを預かったことがある方。
子どもと遊ぶために、手作りおもちゃをたくさん作ってきた方。
可愛いものを身に着けさせたくて、手作りのアクセサリーを作ったことがある方。
お宮参りのドレスくらいは…と、頑張ってミシンを使いこなしてきた方。

子育てをしていると「あたりまえ」に思えてしまうこれらの知識、技術って、今まさに悩みにぶつかった人にとっては、喉から手が出るほどに欲しいもの。つまり、お金を出す価値があることなんです。
まずは、自分には人にお金を払ってもらう知識や技術があることを、忘れないでください。
子育て自体が、あなたにとってのとても大きな「強み」です。

成功するママ起業の職種。私なら「何をする?」の選び方

ママの起業が成功するためには、

  • 「好きなこと」
  • 「夢中になれること」
  • 「求める働き方に合うこと」

が大切ですが、ビジネスとしての成功つまり「稼げる」ことを考えると、もう一つ「求められていること」が大事になります。

詳しく見ていきましょう。

好きなこと

「好きなこと」であれば、多少つらいことがあっても頑張れます。毎日向き合っていることが楽しくなりますし、好きなことを仕事にできるのは、起業の一番の魅力でもあります。

これまで多くのママ起業家さんと会ってきましたが、ほとんどの方が「好きなこと」「自分が伝えたいこと」を職業にしていました。
本当に好きなことを仕事にしている方は、自分のビジネスについて語るときも本当に生き生きとしていて、話を聞いている側も楽しくなりますし、説得力もあるので応援したくなります。

夢中になれること

その内容について勉強することが楽しくてたまらない。
向き合っていると、ご飯を食べるのも寝るのも忘れて夢中になってしまうくらいのことがあれば、最強です。
時間ができると自然と始めてしまうくらい夢中になれることって、「仕事だからやっている」人には絶対にかなわない領域なのです。

どんなすき間時間でも、多少眠くても、「ご飯だよ!」と呼ばれても終われないくらい、ゲームだけは夢中になってしまう…なんて子供のころに経験したこと、ありませんか?
大好きなアイドルのためなら、何か月もお小遣いやバイト代をためてコンサートに駆け付けたなんて経験もあるかもしれません。

この熱量は、そこまで好きではない普通の人には真似ができません。
なぜなら、投入できる時間にどうしても圧倒的な差を生んでしまうから。
「仕事だから」とInstagramを始めた人は、暇さえあればInstagramを開いてしまう、純粋にInstagramを愛する人には敵わないのです。

だからあなたに今、これくらい夢中になれることがあれば、それ自体があなたの大きな強みです。

求める働き方に合うこと

働く時間、働く曜日、得たい収入の金額に合う働き方ができる職業が大切です。
「土日は家族との時間を大切にしたい」と考えているなら、土日に働くことが必須になるような職業は選ぶべきではありませんし、「子どもが幼稚園や学校から帰ってきたときには家にいたい」と考えるのなら、午後から夕方の時間が必須の職業は避けたほうがいいのです。

特にママさんが起業をする場合には、「家族との時間を増やしたい」「子どもを保育園に入れたくない」などの「家族のため」に働き方を変えたかったという場合が多くなります。あなたも、そんな理由でここを読んでいるのではないでしょうか。

家族との時間のために起業したのに、家族との時間が減ってしまうような働き方は、そもそも選ぶべきではないのです。
自分が求める働き方ができるような仕事。これはママさんが幸せに起業するための大前提です。

 

求められていること

そのサービスや商品を求めている人がいること。
お金をだして「買いたい!」と思っているひとがいなければ、ビジネスにはなりません。

悩んでいる人のお悩みを解決できる。
不便に感じている部分を便利にしてあげられる。

購入する人の立場になってみて、「お金を払ってでも欲しい」と思えるものであれば、ビジネスになる可能性があります。
逆に「あったらいいけど、お金を出してまではなぁ」と思うようなものであれば、おそらくあなたのビジネスは苦戦します。

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成功例多数!子育てを活かせる職種ランキング

実際に100人以上のママ起業家さんにお会いした結果、「子育て経験を活かすことができて」「成功しやすい」職業は…

  1. ベビーシッター(フリーランス)
  2. 家事代行(フリーランス)
  3. 親子向け、子ども向けワークショップ&教室講師
  4. カメラマン
  5. ハンドメイド作家
  6. 食育アドバイザー、離乳食アドバイザー
  7. 子育てライター、イラストレーター
  8. 子育てサロン、学童保育開業
  9. 育児系コーチ、コンサルタント、占い師
  10. 飲食店開業

以下、詳しくご説明していきます。

第一位:ベビーシッター

子育てした経験が一番役に立つのが、おそらくベビーシッター。
子どもと過ごすことが大好きな方には、特におすすめです。
さらに保育士、幼稚園教諭、看護師、英語が話せる…などの資格や特技があると、お客様には不自由しないはずです。

企業に所属して社員やアルバイトとして働くのではなく、フリーランスとしてマッチングサイトなどに登録して働くことで、時間や働き方を自由に決めることが可能になります。

お客様の中には、子育て経験のあるベビーシッターを求める方も多く、また大事な子どもを預けるため「信頼できる人、教育方針の合う人」に頼みたいと考える方が多く、派遣会社やマッチングサイトよりも、シッター個人に顧客が付きやすい仕事です。

マッチングサイト経由で人気が出れば、単価を上げることも可能になり、個人でも十分やっていけるようになるでしょう。
フリーランス保育士、フリーランス助産師といった肩書から、大人気のあまり法人化した方が実際にいらっしゃいます。

第二位:家事代行

お客様の自宅へうかがい、掃除・洗濯・料理などの家事一般を請け負います。
家事代行の方にはそれぞれ特徴があり、すべてが完璧にできる必要はありません。
掃除が好き!料理が得意!など、家事がどれか一つでも好き&得意な方におすすめです。

ベビーシッターと同様に、企業に雇われるのではなく、フリーランスとしてマッチングサイトや家事代行サービスに登録することで、働く時間を自由に調節することができるようになります。

お子さんのいる家庭は、子育て経験がある家事代行さんを選ぶ方も多く、自然と「子どもと暮らす」知識が身についていることは、大きな強みになります。
子育てしていない方には気づけない、家の中の危険、使いやすいものの配置、子どもが食べやすい料理など、子育て経験者ならではの知識が役に立ちます。

ベビーシッターと同様に「この人に頼みたい!」と思われる仕事なので、フリーランスとしても働きやすい仕事です。
人気が出れば、単価を上げたり年間契約をいただいたりと、安定した働き方も可能になります。

需要が高く、比較的はやく安定した収入を得られやすいのもポイント。

第三位 親子向け&子ども向けワークショップ・教室講師

体感として、ママさんの中で一番「やりたい!」という方が多いのがワークショップ講師や、自宅サロン、教室を開くお仕事
自分の得意なことや学んだことを、直接、親子さんやお子さん、ママさんに伝えることができるので、やりがいは最高です。
また、自宅や安価な会議室などを借りて開催すれば、初期投資も少なくて済むので、比較的敷居が低く、やりたい!伝えたい!と思えることがある方には、特におすすめです。

子育てをしている中で出会った知識や、楽しいことを、他の親子さんや子どもたちにシェアすることができるのが特徴。
料理、お絵かき、工作、知育、体操、ハンドメイド、音楽などなど…実は世の中にあるたいていのことは、ワークショップにしてしまうことができるのです。
「子どもに色々な体験をさせてあげたい」「子どもに○○を作れるママになりたい」という欲求が強い部分を狙うことで、人気のワークショップはたくさん作れます。

ワークショップや教室の開催は、自分で日程を設定することが可能なので、自由な働き方ができます。
私が見てきた中で、とても楽しそうに活動している方が多いのは、ダントツでワークショップ講師です。
お客様の喜びを直接感じられることも、モチベーションの面ではとても大きく、リピーター対策がうまくいけば、つねに満席の人気講師になることも可能。

第四位 カメラマン

子どもの写真、ファミリー写真から、行事ごとの記念撮影まで。
ママならではの視点で撮る写真が「ママカメラマン」として人気になる方が多いのがカメラマン。

フリーランスとしてマッチングサイトに登録して仕事をするほか、フォトスタジオに所属して働くことも可能です。
自分の子どもを撮影するために一眼レフデビューしたというママさんも多く、単純に撮影だけでなく「カメラの使い方」「上手な写真の撮り方」などといった、教えるコンテンツも人気です。

カメラマンも「あの人に頼みたい!」と思われる職業なので、一度撮影したお客様が何年にもわたってリピーターになってくださる方が多く、安定しやすいのもポイントです。

仕事でたくさんのプロカメラマンさんと撮影を行ってきましたが、カメラマンが子育て経験のあるママさんだと、声かけや雰囲気などがやさしく、子どもの自然な表情を引き出すことが上手で、素敵な写真がとれることが多くありました。

私が運営していたイベントサイトでも、「ママカメラマンの写真撮影」は、毎回一瞬で満席になる、一番人気のあるコンテンツでした。
金額的に「稼いでいる」方が多いのも、カメラマンの特徴です。

第五位 ハンドメイド作家

ママさんといえば、昔から人気なのが「ハンドメイド」。
子どもの洋服やアイテムから、ママ向けのアクセサリーまでジャンルは様々です。
つぎつぎに新しい人気ジャンルが登場してくるので、参入もしやすいのがおすすめのポイント。

細かい作業が苦にならない方、手芸や工作が好きな方にはおすすめです。
「作品」として自分の世界を表現でき、それを喜んでくれるファンができるのも、楽しいお仕事です。

ハンドメイド販売は材料費がかかるため、それほど大きく「稼ぐ」のは難しいジャンルではあります。
ただ、自分の手で大好きな作品を生み出していく時間は、何物にもかえられないことも事実。

ハンドメイド作家さんの中には、作り方をおしえるワークショップや教室を開催したり、後進のハンドメイド作家さんを育成することで「稼ぐ」ことを達成している方もたくさんいます。
やり方次第で作品も、働き方も無限大なのもハンドメイド作家さんですね。

第六位 食育アドバイザー、離乳食アドバイザー

身体に良い食事、健康的な食生活について伝えるのが、食育アドバイザー。
なかでも悩む人が特に多い離乳食に特化した離乳食アドバイザーも、人気の職業です。

料理が得意な人、健康に興味のある方には特におすすめ。
年々需要が増えている職業です。

子どもや家族に食べさせるものは、親にとっては大きな関心事。
離乳食の進め方にはじまって、偏食、小食、遊び食べなど、子どもの食事は悩み事の連続です。
何を食べさせるのか、どうやって食べさせるのか、初めてのママさんにとっては不安なことだらけ。

専門知識をベースに教えてくれる食育アドバイザーは、不安を抱えるママたちに必要とされる場面が増えていて、離乳食講座は数あるワークショップの中でも予約の埋まりやすさベスト3には毎回入ってくる定番人気講座です。

子育て経験があれば、よりリアルに実践的に伝えられるので、特に子供の食に悩んだ経験のある方、料理が得意な人、健康に興味のある方には特におすすめ。年々需要が増えている職業です。

第七位 子育てライター、イラストレーター

子育ての中で得た知識や経験を使って、子育て系のWEBメディアや雑誌などに文章を提供するのがライター。
子育て系のイラストや漫画を提供するのがイラストレーターです。
どちらも、フリーランスで働く人が多いお仕事です。

打ち合わせなどはメールやZoomだけでできることが多いので、始めやすい在宅ワークとしても人気です。

子育て系のメディアは無数にあり、各社がたくさんの記事を公開するために、ライターやイラストレーターを求めています。
メディアへ直接応募するのはもちろん、クラウドソーシングサービスで探すと、簡単に始められる仕事もたくさん見つかるはずです。

それほど単価はとれないため大きく稼ぐことは難しいですが、時間も場所も自由に働けるため、小さいお子さんがいるママさんに人気上昇中の職業です。

第八位 子育てサロン、学童保育開業

ママさんの起業で、やりたい!という方が多いのが「子育てサロン」「親子サロン」の運営。
子どもが少し大きくなってくると、民間学童保育を運営したい!という方も増えてきます。

「親子の居場所」は自治体の施策としても注目されている分野で、自宅や地域の施設を利用して子育てサロンを開く方は今後も増えていくはずです。

「ママさんたちの子育てを助けたい」「困ったときにいつでも頼れる場所になりたい」という愛にあふれる方が多いお仕事。
自分が苦労した経験を持つ方、子どもと触れ合うことが好きな方、人を手助けしたい方にはおすすめです。

ただ経験上、ビジネスとして「子育てサロン」を成功させるのは、そう簡単ではありません。
多くの自治体が無料で児童館などをつかった「親子ひろば」を開催しているので、居場所は無料で当然というイメージを持つママさんが増えているためです。

小さな赤ちゃん親子を対象にする「子育てサロン」を、ボランティアではなくビジネスとして収益を安定させるためには、ひとひねりが必要なことは事実。
逆に民間学童であれば、保護者の中にも高額なイメージがあるため比較的収益化は楽になります。

第九位 育児系コーチ、コンサルタント、占い師

子育てに悩むママやパパに、子育てが楽になる考え方や言葉がけ、知育の方法などをアドバイスするお仕事です。
占い師も、広い意味では悩みに寄り添い、解決策を探すという意味では同じこと。
子育てに関して学んだこと、自分の経験などをもとに、悩みを持つ人を導きます。

人の悩みを聞くことができる人、優しく寄り添える人にはぴったりのお仕事です。
子育て、しつけ、子どもとのかかわり方については、多くの人が悩み、つまづくものなので、寄り添ってアドバイスができる人は、大きな信頼を得られます。

お客様と良い関係が結べれば長期にわたって頻回のリピーターになってくれることも多く、大きな収益を得ている方も多い職業です。

第十位 飲食店開業

カフェやレストラン、パン屋さんなどを開業したい!というママさんも結構います。
ママさんが作るお店は、どこも子どもに優しく地元の方々に愛されるお店になっているのが印象的。
働き方に時間の自由はそれほどありませんが、子どもやパパさんと一緒にお店に立つことを楽しんでいる方も多い、すてきな職業です。

初期投資が必要なので、気軽に始めることはできませんが、「自分のお店を持ちたい!」という夢のある方には、ぜひチャレンジしてほしい職業です。

子育て経験のあるママさんが経営しているお店は、小さな子どもを連れて入りやすいことが多く、親子やファミリーの居場所になっていることもよくあります。

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  • この記事を書いた人

ゆり

薬剤師から、某社のサーチエンジンクオリティアップチーム(検索エンジンの中の人)を経て、現在はフリーのwebマーケター&デザイナー&ライター。 1997年からWEBサイト制作をスタートし、企業のオウンドメディアのディレクション、LP制作、チラシ、名刺作成等をはじめとしたマーケティングの支援をメインに、個人でも20ほどのサイトを運営中。 東京都品川区をベースに、これまで1000回以上の親子向けの講座や企業コラボイベントを開催してきた「わたがしひろば(旧ママかつ)」の立ち上げ&ママ講師育成を担当。 品川区と協働で開催する子育てイベント「品川子育てメッセ」IT広報担当。大崎の地域情報誌「新鮮大崎」で子育て記事を連載するほか、品川区の子育て情報サイト「しなっこねっと」の運営など、子育てママをいろいろな側面からサポート中。 私生活では男男女3児の母。

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